• SHARE BY

ー CONTEMPORARY ELEGANCE ー
ディレクター渡辺由香さんが語る
『ELENDEEK』に懸ける想い

2018AUTUMN&WINTERで3シーズン目を迎えた『ELENDEEK』。ディレクターを務めるのは、幅広い女性たちに支持を得ている渡辺由香(ワタナベ ユカ)さん。『ELENDEEK』を立ち上げたきっかけやブランドに込めた想いを聞いてみました。

2016年にスタートを切った『ELENDEEK』。新たなブランドを始めたきっかけや経緯を教えてください。

それまで20代から30代前半の女性に向けたブランドのディレクターを約10年ほど務めていました。25歳で始めて、私自身も少しずつ年齢を重ねる中で出産も経験。20代の女の子をイメージしながら服を作ることに、ギャップを感じるようになりました。子育てに手がかかる時期は新しいことにチャレンジするのは難しかったのですが、それでもやっぱり自分の年齢に見合った服を作りたいと思い、立ち上げたのが『ELENDEEK』です。

『ELENDEEK』のスタート時期はアパレル業界が厳しくなってきた頃。不安などはありませんでしたか?

不安はありましたね。不景気、不景気と言われている時代だったので、正直、そういう思いは拭いきれなかった。でも、当時素敵なブランドはたくさんあったけれど、自分がファンになれる、買いたいと思うブランドがなかったんです。モード系のブランドやエレガンス系のブランドは結構あったけれど、うちのようなカラーのブランドはなかったというか。お客さまにも「初めて見たよ」「ありそうでなかった」と言っていただくこともよくあり、ありがたかったし、自信にも繋がりました。

ブランドコンセプトは"コンテンポラリー エレガンス"。

私たちの世代の女性は冒険するのが好きだと思うんです。先日引退された安室奈美恵さんと同じ歳なんですが、「年齢を超えてファッションを楽しもう!」って、そういう時代を作ってきた世代かな、と。年齢にとらわれず、自由にファッションを楽しむ。それを同世代の方に提案していくことが『ELENDEEK』かな。ワードをたくさん並べて、一番しっくりくるのは何だろう? 私自身が好きなものや、年齢を重ねて失ったものは何だろう?など色々書き出して"コンテンポラリー エレガンス"にたどり着きました。
モードはオシャレだけれど、実際に着るとなったら少し難しい。若い頃にモードをやりたいと思ったら、振り切れたのかもしれないけれど、今の私には子供もいるし、洗練された女性でありたいという想いが軸にあって。だから凝り過ぎていたり、抜け感がないお洋服は自分的にはナシ。
スタイルがよく見えないっていうのも女性はあまり好まないですよね。男性に褒められたいという願望もあると思います。モードなフォルムでどこまでスタイル良く見せるか? どこまでモードで、どこからエレガントか? その絶妙なバランスを叶えるのが"コンテンポラリー エレガンス"。もちろん合わせるアイテムとのバランスも大事だと思いますが、『ELENDEEK』では1点1点のシルエットも大事にしています。

  • 1/4
  • 2/4
  • 3/4
  • 4/4

店内にはオリジナルとセレクトの洋服や靴、さらにインテリアアイテムなども並ぶ。「自分がセレクトショップでお洋服を買うような時代を生きてきたので、リスペクトするブランドもあります。インテリアも含めて、ELENDEEKの世界観を表現する部分だと考えています」

『ELENDEEK』を立ち上げて、ご自身のファッションも変わりましたか?

年齢、環境、時代など様々な影響を受け、少しずつ変わってきました。たとえば基本的に膝は出さなくなったし、露出しすぎるのも違う。色味もパステルカラーは着なくなったり。“女性らしさ=可愛い”というものではなくなったんですよね。「素敵だね」って言われる女性になりたい気持ちが強くなりました。そういった部分は『ELENDEEK』でも守っています。今季はグリーンやパープルをキーカラーに展開していますが、ラベンダーはパステルカラーですが女性の顔映りが良いので作っています。常にそういう臨機応変さは持ち併せていたいと考えています。

クリエイションする際に、以前と変わった部分は?

今は自分のライフスタイルをアイテム一つ一つに投影しているというか、何かしらリンクさせているかもしれません。私、セリーヌのクリエイティブ・ディレクターだったフィービー・ファイロが好きなんです。肩の力が抜けた洗練された女性で憧れます。彼女がデザインするものは、彼女のライフスタイルや想いがちゃんと詰まっているように感じます。たとえば小さな子供を育てている時に発表したあるバッグはななめ掛け。どうして作ったのか? 両手が空くように、といったふうに。『ELENDEEK』の服や商品もそうありたいと考えています。

ELENDEEKディレクター渡辺由香 My Styling Tips

  1. 01基本的にレングスは膝が隠れること
  2. 02肌の露出は控えめに
  3. 03ミルキーすぎるパステルは使わない
  4. 04モードすぎないデザイン
  5. 05でも、シルエットは女性らしく

ブランドスタート時から人気のショート丈のフォルムコート。ふっくら肉厚な生地感と独特の風合で着心地も抜群。襟を抜いて着るとバックスタイルに丸みが生まれ、抜け感のある着こなしも楽しめます。右奥のミディアムグレーは辺見えみりさんとのコラボカラー。コート44,000円/ELENDEEK

(左)オンライン限定で販売中のインポートのジャガード素材で作られたスカート。ウエストのゴムはアジャスト仕様になっているのでサイズ調整可能。スカート32,000円  スカート24,000円/ともにELENDEEK
(右上)クラシックなベロアリボンがバックスタイルのアクセントに。リボンを前にしてもOK。スカート24,000円/ELENDEEK
(右下)一見シンプルなデザインに見えるパンプスにもヒールの高さや形にこだわりが。

Styling

アイラインのスカートに少しルーズなシルエットのトップスで抜け感をプラスしたスタイリング。ウール100%のニットプルオーバーは、ゆったりとしたビッグシルエットがボディラインを綺麗にカバーしてくれます。袖の立体的なボリュームフォルムと大きめのタートルネックがポイント。コンサバに見えがちなシンプルなペンシルタイプとは違い、スリットで女性らしさを演出したり裾部分をあえて二枚仕立てにしたりと、こだわりの詰まったスカートにも注目。

ニット26,000円  スカート32,000円/ともにELENDEEK
ブーツ/ELIN

最後に、今後の『ELENDEEK』の抱負は?

3シーズン目に入り、少しずつ『ELENDEEK』らしさが体現できるようになってきたと思います。ありがたいことに出店オファーもたくさんいただいているので積極的に展開していきたいですね。そして「いいものを知っている女性に認知されるブランド」になっていければ!と思います。

SHOP THE BRAND

このブランドの商品を
もっと見る
ELENDEEK

CONTEMPORARY ELEGANCE ワクワクする遊び心と上品さのBALANCE カタチにとらわれず 心地よく旅するように自由に大人を楽しむ FASHIONだけではない IDEA・MOOD・LIFE・STYLE 毎日すべてをクリエイトする 現代的でアタラシイ、洗練された女性に向けた MODERN LIFE STYLE SHOP

SHARE THE STORY

  • Photos : RIKKI(SANJU)
  • Text : Mie Arisumi

※掲載商品は税抜/定価表示となっております。
価格が記載されていないアイテムは全て参考商品です。