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UPDATE YOUR 24 HOURS
POP-UP STORE REPORT Vol.4

冨永愛とフィリップ・リムが語る、
“ファッションとサステナビリティの未来”

ポップアップストア “Update Your 24 Hours” で、トップモデル 冨永愛と、『 3.1 Phillip Lim (3.1 フィリップ リム) 』 のデザイナー フィリップ・リムのトークショーを開催。友人同士でもある2人が考える “ファッションとサステナビリティの未来” とは? サステナブルな生き方に辿り着くまでのパーソナルヒストリーや生き方、そして新しい時代の豊かさについて迫ります。

自然からの恩恵を受けてきたことが
サステナブルな考えに

——お二方がサステナビリティを意識し始めたきっかけは?

フィリップ・リム(以下リム)「この瞬間に、というきっかけがあったわけではなく、徐々にサステナブルな考えになったのだと思います。私がデザインをする際、常に自然からインスピレーションを受けているのですが、その自然からの素晴らしい贈り物に対して私たちが与える影響を無視できない、自分から何かお返しできないか、ということを考えるようになりました」

冨永愛(以下冨永)「私は2005年に息子を出産してから、子供のために食生活を含む生活全体をより良くしようというマインドに。その時、今ではアンバサダーもやらせていただいている国際協力NGOジョイセフ (公益財団法人) という団体と出会いました。発展途上国のお母さんと子供の健康を守って行く団体なのですが、そこで地球の環境はすべてがつながっているということを知り、私たちが今少しでもサステナブルな活動をしていかないと、何も変わらないということに気づいたのです」


なるべくプラスチックを使わず、
自然素材やリサイクルされたものを使う

——個人単位でできることは何だと思いますか?

リム「サステナビリティの話をする時は、私自身パーフェクトな人間ではないので、そんな自分に何ができるのかを考えます。個人的にやっていることは、通勤は歩いていく、コーヒーを飲むときは自分のタンブラーを持って行く、着られない服があったら捨てずに欲しい人にあげる、といったこと。エネルギーを与えたり交換したりすることも、サステナブルな考えにつながると思います。

仕事では、修正を出さないように考えてデザインし、天然素材の繊維や生地を使うようにしています。梱包材もなるべく生物分解性のもの、リサイクル素材を。みなさんの前で話をして情報を共有する、そういったことにも努力をしています」

冨永「フィリップさんが言うように、私もパーフェクトにやるのは難しいことだと思います。日本ではスーパーに行くとプラスチックでちゃんと梱包がされている。それがまず一つの問題で、私たち自身が梱包のあり方を選ぶことができる、ということですよね」

リム「今日、愛さんが着ているワンピースですが、トップはウールマークの認証を受けたウールを使用しています。ウールマークの認証はとても重要で、自然に優しい形で育ててきた羊の毛を使っているという証明です。ウールという素材は素晴らしくて、自然素材で抗菌性もあり、それほど洗濯する必要がないので、環境への負荷を減らすことができます。そして、プリーツのスカート部分は合成繊維でないと表現できないので、リサイクルのポリエステルを使用しました。そういったことを考え、少しでも自然に対して責任を持ちたいという思いがあります」

リム「また、今回ストライプデパートメントのために、コレクションの残布を使った3つのエコバッグを作りました。残ってしまうコレクションの布を使うことで、リサイクルにつながると考えたからです」


自分の人生を豊かにするためには
“共感し選択する” ことが大切

——今後、サステナブルという考え方は浸透していくでしょうか?

冨永「私は最近、ラグジュアリーという言葉が変わってきていると感じています。ひと昔前は、ハイブランドのバッグや洋服をファッションとして愛してきました。しかし最近は、ラグジュアリーとは人生の豊かさのことで、サステナブルな活動をしているブランドのものを選ぶということも、自分の人生の豊かさにつながるのではないかと思います」

リム「サステナビリティはトレンドではなく、生き方だと思います。愛さんも言うように、私たちにはラグジュアリーを選択する自由が与えられているラッキーな状況です。誰かから指示を待つのではなく、自分からできることを自発的に行ってほしい。みなさんの考え方が変われば、周りの人にも影響を与えることができます。待たずに自分から選んでいきましょう」

冨永「私はエシカルライフスタイルSDGsアンバサダー (消費者庁) をさせていただいているのですが、みなさんと一緒に勉強しながら、自分に何ができるのかを考えていきたいです。例えば “プラスチックの過剰包装を止めよう” と企業や社会へ伝えていけば、みなさんの声が届くはず。何かひとつでも、みなさんで変化を作っていけると素敵だと思います」


NYを代表するデザイナー&トップモデルが語る、
ファッションとサステナビリティの未来

2019.9.14

フィリップ・リム / 3.1 Phillip Lim クリエイティブ・ディレクター
冨永 愛 / モデル / 公益財団法人ジョイセフアンバサダー / エシカルライフスタイルSDGsアンバサダー(消費者庁)

今回Stripe Departmentリアルストアで展開された「3.1 Phillip Lim x The Woolmark Company」のカプセルコレクションをはじめとして、自身のブランド『3.1 Phillip Lim』でサステナビリティに本格的に取り組むフィリップ・リム、トップモデルとして世界の第一線で活躍しながら消費者庁「エシカルライフスタイルSDGsアンバサダー」にも選ばれた冨永愛。友人同士でもある2人がそれぞれのサステナブルをめぐるパーソナルヒストリーや未来を語っていただきました。

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