気持ちよさ保つ、寝具のお手入れ How to Bedding Care

新品の寝具の気持ちよさたるや、それに勝るものはない。毎日使うものだからこそ、すぐにへたってしまったり、汚れやニオイがついてしまったり……いずれダメになってしまうものと、ケアを諦めてしまいやすい。いつまでもふわふわと気持ちいい状態を保てるなら、寝具だって長く使えるいいものを揃えたい! ここでは、寝具のケアに関するあるあるなお悩みを、劇団四季やシルク・ドゥ・ソレイユなど、数々の衣装クリーニングを行ってきた洗濯ブラザーズがきれいさっぱりご解決。

Q1.おうちでできる正しい寝具のケアを教えてください!

A.家で寝具を洗うときは、カンカン照りの夏の季節がおすすめです。なぜなら、表面の生地が乾いたと思っても布団の芯の部分まで完全に乾いていないことが多く、カビの原因になってしまうから。また、水で洗い終わってからすぐ高温の乾燥機にかけてしまうと、生地が痛みやすくなってしまうため、寝具を洗ったあとすぐ乾燥機にかけることは避けたほうがいいです。
晴れた日を狙って、大きい寝具は紐などでぐるぐるに縛り、コンパクトにしてから洗濯機へ入れましょう。しっかり脱水を行ったら、自然乾燥で6〜7割乾かし、そのあとはコインランドリーの乾燥機へ。1時間ごとに裏表をひっくり返しながら乾燥させると、芯のほうまでしっかり乾き、時短になっておすすめです。
“暑い季節に秋冬用の寝具を汗だくになってケアするなんて大変……“だと思いますが、秋冬は天候の変化が大きく、また気温も低いので乾かすのに時間がかかってしまう。寝具の気持ちよさを維持するためには「過乾燥」が鍵となるので、7〜8月に行うのがベスト!

Q2.寝具のケアではどんな洗剤を使えばいいですか?

A.羽毛などは濡れると小さく縮みますが、空気を留めようとするフィルパワーがあることで、乾いているときはダウン特有のふわっとしたボリュームを保ちます。このフィルパワーに重要なのは、油分。一般的な洗剤で洗ってしまうと、油分が落ちてしまうため、乾いても元のボリュームに戻りにくくなってしまう。また、柔軟剤は繊維に油分を与えますが、粘着性が強いため仕上がりがぺたんとしてしまうんです。『LIVRER yokohama』のシルク&ウールは、赤ちゃん用シャンプーなどに近い優しい成分で汚れをしっかり落としつつ、スクワランオイルを配合しているため、油分も補ってくれます。肌荒れが気になる方でも、安心して手洗いできる中性洗剤です。

Q3.おねしょや経血、嘔吐物など、緊急で汚れを落としたいときはどうすればいいですか?

A.おねしょや経血汚れには、洗剤と水を「1:1」に割った液をスプレー容器に入れ、プレウォッシュスプレーを作りましょう。汚れた部分にスプレーをして、ブラシでトントンと叩いたあと、通常のケアを行うと汚れが落ちやすくなります。プレウォッシュスプレーを作るなら、『LIVRER yokohama』のスポーツがおすすめ。ベーシックな洗濯洗剤に、環境への負荷が少ない界面活性剤を微量に配合しているため、洗浄力が高く、落ちにくい泥汚れや皮脂汚れなどもすっきりとケアできます。
嘔吐物の汚れは、まず菌を死滅させることを優先しましょう。40〜50度の高温のお湯で汚れた部分を漬けておくか、嘔吐物が付着した部分に塩素をつけて常温の水に漬けおき、そのあと通常の寝具ケアをすることでウイルスや菌も除去できます。

Q4.ぐるぐるに縛っても、大きい寝具が洗濯機に入らなさそうです。洗濯機入らない場合はどうすればいいですか?

A.お風呂の湯船で洗うといいですよ。お湯を溜めて、お布団を足で踏みながら洗っても十分にケアできます。そのあとは、洗濯機で洗うのと同じように、自然乾燥させてからコインランドリーで仕上げの乾燥を。水分を含んだ寝具は重くなるため、体力が要ります。女性だけでは大変だと思いので、お子さんがいる方は、お手伝いをしてもらいながらケアすれば、コミュニケーションもとれて楽しいですよ!

Q5.気持ちよさを保つために、デイリーケアとしておすすめなことを教えてください!

A.就寝前に布団乾燥機をかけておくと、お布団がふっくらとし、さらに今の季節ならお布団の中が暖かくなって気持ちよく入眠できます。うちにも優秀な布団乾燥機があるのですが、子供の寝付きもよくなって、いろいろと助かってます(笑)。最近の布団乾燥機には、衣類や靴の乾燥機能が付いているものもあり、一家に一台は持っておくと役立ちます。
シーツに関しては、毎日洗っていただくのがベストですが、手間やストックを考えると毎日洗うことってなかなか難しい。そんなときは、日頃からファブリックスプレーやリネンスプレーを使って、ニオイのケアをしておくのもいいですね。居心地の良い寝室づくりには、自分が心地いいと思う香りも欠かせません。爽やかな香りの『LIVRER yokohama』のアウトドア リネンスプレーは、ダニなどの害虫対策にも効果的なので、寝室にもおすすめです。天然/植物由来成分を主体としているので、お子様やペットのいるご家庭にも安心。
またおうちでのケアとして、天気の良い日はお布団を天日干しをする方も多いと思いますが、裏表にひっくり返しながら干すと、より気持ちよさを維持できます。紫外線にはニオイや菌を分解する力もあるので、脱臭効果や殺菌効果を期待できますよ。

/ PROFILEプロフィール

洗濯ブラザーズ

毎日の洗濯を楽しくハッピーにするための活動をするプロ集団。横浜でクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)」を経営するかたわら、劇団四季、シルク・ドゥ・ソレイユ、クレイジーケンバンドなど国内外の有名アーティストの衣装クリーニングを行う。2021年9月には、三宿に2店舗目となる「LIVRER MISHUKU(リブレ ミシュク)」がOPENした。著書に『日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』(アスコム刊)がある。

新店舗「LIVRER MISHUKU(リブレ ミシュク)」について

「三宿近くには、プロモーション会社や劇場が多数あり、さらに都内を拠点としているスタイリストの方々も通いやすい場所。普段、服に関わりを持つの人たちが気軽に相談しに行ける場所にしたくて、すぐ実験を行えるアトリエも構えました。OPENして間もないですが、アパレル関係の方たちが相談にやってくることは多いですね。
また、様々な職種の人が集まっているエリアでもあるので、普通のことに飽き飽きしている方も多い。実際に、夜にふらっと入ってきたお客さんが商品に興味を持ってくださって、さらっと家電をご購入されていったことも(笑)。そうやって老若男女関係なく、うちに興味を持ってくれる方が多く、私たちのさまざまな取り組みをアピールできる場所でもあります。
今後はうちに共感していただけるブランドやお店のPOP-UPを開催する場として、さらに商品を販売するだけでなく衣類のアフターケアもサポートできる場として、そしておもしろいお店や人々が集う三宿の街をより元気にしていけたらなと考えております! 」

/ INTRODUCING BRANDブランド紹介

LIVRER yokohama

リブレ

シルク・ドゥ・ソレイユの舞台衣装をはじめ、Paul McCartney、Bruno Marsなど世界の名だたるトップアーティストが衣装クリーニングを依頼する、オリジナリティ豊かなクリーニング店。仕事を行うなかで、衣服のアンチエイジングをテーマに、洗えば洗うほど新品の輝きを取り戻す、クリーニング店が本気で考えたナチュラル洗濯洗剤を開発。

/ Shop Information

LIVRER mishuku / リブレ三宿

住所:東京都世田谷区池尻2-7-12 ストアハウス三宿 1F
TEL:03-5431-0970
営業時間:11:00-20:00
定休日:水、木

Instagram:@livrer_mishuku

─ 寝具は自分でケアする時代 ─
西川の洗えるお布団

家事の時間を短縮できるためか、コインランドリーを利用する人が増えたと聞く。時短の要因は大きいのだろうけど、コインランドリーの乾燥機で仕上がったときの気持ちよさに虜となっている人も多いのかもしれない。
そんなコインランドリーでも安心して洗える羽毛ふとんが、寝具の老舗ブランド『西川(にしかわ)』より登場。大手コインランドリーメーカーと共同開発を行った末にたどり着いたのは、繰り返し洗っても羽毛が吹き出しにくい生地、耐久性が高くなる特殊縫製、羽毛の偏りを防ぐ密閉タイプのキルティング、そして布団内部をしっかりと乾きやすくする大きめのキルトサイズ。コインランドリーで洗えることはもちろん、布団自体の気持ちよさや暖かさにもこだわって作られている注目アイテム。布団は自分で洗う時代へ突入です。