ストデパでキレイをチャージ BEAUTY COLUMN

1月のテーマ「温感ビューティー」
ナビゲーター:平 輝乃

多方面で活躍する美を極めたエキスパートが、その幅広い知識とユニークな観点でお届けする月1回のビューティーコラム。
今月からはビューティーエディターの平 輝乃さんが担当します。
寒い冬、キレイを磨くために欠かせない“温める”効果の大切さを語ってくれました。

痩せたい、キレイになりたいなら、湯船に浸かろう

// ダイエットへの第一歩!
入浴で体温を上げて基礎代謝量をUP

「キレイになりたい」「痩せたい」と願う女性は多いけど、そんな願いを持っている女性が意外にも湯船には浸からず、シャワーだけで済ませていると聞くとその矛盾に本当に驚いてしまいます。キレイになろう、痩せようとするなら代謝を高めることが不可欠なのに……。代謝を高める方法は運動や食事など、さまざまなアプローチがありますが、手っ取り早いのは入浴して体温を上げること。忙しいとついついシャワーで済ませてしまいがちですが、入浴による美容効果って結構、侮れないんですよ。

30代、40代になって代謝量が落ちたと実感する人は多いと思いますが、1歳年を取るごとに年間で10%代謝が落ちるとも言われています。食べる量が変わらないのであれば、消費するエネルギーが年齢とともに落ちるわけですから徐々に体重が増えていくのも無理もないこと。1ヶ月に100g増だとしても1年で1.2キロ、それが5年、10年と続けば太るのも当然。代謝の低下、恐るべし……!

年々、低下する基礎代謝量をアップするために、体温を上げられる入浴はキレイになる、痩せるために絶対欠かせないステップなのです。一説によると体温を1度上げると15%前後上がると言われています。普段、低体温に悩む人は湯船に浸かって体の芯から温めることで体温を上げたいもの。体をしっかり温める入浴は肩までしっかり浸かって40度のお湯なら20分程度浸かります。お風呂にじっくりと入るのが苦手という人はアロマ効果のある入浴剤やくつろいだ姿勢でお風呂に入れるバスピローなどを活用するのも手です。

長く湯船に浸かる時間、読書やスマホでドラマ鑑賞もいいけれど、おすすめはお風呂場の照明を消して、キャンドルを灯すなどして暗めにしてバスタイムの10〜20分の間、視覚からの情報を遮断すること。聴覚、触覚、嗅覚を研ぎ澄ませてお湯の音や感触、香りを楽しむとリラックス度がぐんと高まってストレス解消にもなります。何もしないと暇を持て余すという方はバスタイムを利用してのマッサージをすれば、時間を効率的に使えます。40~42度のお風呂は高温なので心臓が弱い人は半身浴にして、肩などを冷やさないようタオルにくるまるなどしてぬるいお湯でじっくりと体温を上げる方法でもOKです。

ゆったりバスタイムに最適な硬さと弾力のバスピロー

イラストレーターのnatsu yamaguchiこと山口奈津氏のデザインによりストライプデパートメントオリジナルデザインのバスピロー。もちもちフワフワと不思議な弾力のある感触のバスピロ―に頭を預けてゆったりとしたバスタイムを。

精油配合でアロマ効果を堪能できるバブルバス

バスタブに数㎖を垂らして、お湯を溜めれば芳香豊かなバブルバスの完成。(左)ゼラニウムやパチョリのエキゾチックな香りが女性らしい魅力を高めます。(右)ラベンダーやイランイランの香り。

お湯に浸かっている時間をマッサージタイムに

大人気の美容マッサージローラー、Refaの進化形。50個の突起が表情筋にアプローチ。垂直刺激によるリズミカルなケアで、顔コリをほぐします。あご先から頬に向かって下から上げて、シュッと引き締まったフェイスラインを目指して。

環境にやさしいソイワックス使用のキャンドル

上質なオーストラリア製キャンドルとしてヨーロッパでも評価の高いブランド。エッセンシャルオイルのブレンドで、寒い冬にぴったりの清々しさと温もり感のあるパイン(松)の香りを再現したキャンドルが数量限定のおしゃれなギフトパッケージで登場。揺れる炎と美しい香りでバスルームを優雅に演出する。

// じっくり湯船に浸かったあとは
充分な保湿ケアを忘れずに

湯船に浸かり、体温が38度まで上がると「ヒートショックプロテイン」というたんぱく質が増え、体内の傷んだ部分を修復してくれます。お風呂に入ると疲れが取れるのもこの効果。42度なら10分程度と、湯温が高ければ入浴時間は短くて済みますが、心臓などに負担がかかるので体質や体調に合わせて調整してください。また、ヒートショックプロテインはタンパク質の一種であるコラーゲンの修復にも働くから美肌効果だって期待できるのです。

そんな美肌効果を高めるためにもお風呂上りに気をつけたいのが保湿。湿度の高いバスルームから冬の今の時期、からからに乾いた空気の脱衣所に出た瞬間の肌は最も体内から水分が逃げやすい状態。できればお風呂場で顔もボディも水滴が軽く残る湿った状態でオイルを塗り、水とオイルを乳化させておけば、即席のクリーム膜が作られ、肌の保湿にも。そのあとでゆっくりスキンケア、ボディケアをすれば肌に乾燥するスキを与えなくてすみます。また、お風呂から上がったら、しばらくは冷たい飲み物で体を冷やすのは避けて、10~20分の間、体温を保持できるよう温かくし、自然に体温を戻しましょう。ヒートショックプロテインの効果は数日間続くので、普段はシャワー派の人もこの入浴法を2日おきぐらいに取り入れてみるといいのでは?
キレイを磨くために、今日から早速ゆったり湯船に浸かり、“温め”による美容効果を体感してみてはいかがでしょう。

/ PROFILEプロフィール

平 輝乃/タイラ テルノ

ビューティエディター、ライター。大阪の出版社勤務を経て97年に上京、フリーランスとして美容専門誌からモード誌、メンズ誌まで幅広いジャンルの雑誌で編集・ライティングを行う。スキンケア、フレグランステーマでの洗練されたビジュアルづくりに定評がある一方、“笑い”の要素を盛り込んだ読み物ページも得意とする。美容以外にもトラベル、海外ドラマ&映画、趣味であるフィギュアスケート観戦など守備範囲が広い。