ストデパでキレイを叶える

BEAUTY TALK

02

uka代表 トップネイリスト渡邉季穂さん(後編)

ビューティー業界で活躍されているビューティストをお招きして、美にまつわるさまざまなお話を伺う、ストデパBEAUTY TALKも2回目。前回に引き続き、ukaの代表でもあり、トップネイリストとして雑誌や広告でも活躍する渡邉季穂さんがゲストです。ナビゲーターのビューティービジネスプロデューサー曽田啓子との出会い、ネイリストになったきっかけなどを話していただいた前編に続く、お待ちかねの後編です!

曽田 ネイリストになられるまでは、色々なご経験をされてたようですが、ネイリストになられてからは、わき目も振らず、ですね(笑)。今年で25年目ですものね!

季穂さんに本物を大切にすることを教えてくださったお父様。パワフルさは健在とのこと。

渡邉 自分でもびっくりしています。父が言っていた「本物」に出合ってから、気がついたら25年でした。

季穂さんに本物を大切にすることを教えてくださったお父様。パワフルさは健在とのこと。

曽田 25年前と今と。ネイリストとして変わらないことってありますか?

渡邉 ケアですね。これにつきます。

曽田 ケア! なるほど。本当に季穂さんらしい言葉ですね。

渡邉 爪の色や形には時代がありますよね、デザインには流行りというか旬があるものです。なので、時代によって異なると思うんです。でも、爪のケア、つまり、綺麗にお手入れされた爪を磨き上げることに、流行りや旬はなく、変わりません。そして、この上なく美しいものだとも思っています。これは不変ですね。

曽田 メイクも素肌づくりが好きだったとおっしゃっていましたけれど、季穂さんはベースにこだわりがありますよね。すごく大切にされている。確かに、ベースが整っていないとその上に重ねるものは映えませんものね。美しさにとって、ベースって大切。

渡邉 おっしゃる通りです。肌や爪、そして髪も一緒です。髪が傷んでいたらカラーものらないですし、ベースがきちんとケアされてこそ、なんですよね。だから、ukaはヘアケアやネイルケアなどに力を入れているんです。ベースについつい力を注ぎたくなっちゃうんですよね(笑)。

曽田 ベース、つまり、基礎っていうのは何事においても大切ですものね。

渡邉 メイクやネイル、色を重ねたり、デザインしたり、好みは人それぞれです。でも、ukaは、基礎の部分、ケアやベーシックかつシンプルな仕上がりに重きをおいています。日常に一番近いというか。

曽田 最近のネイル事情というと、サロンに通うというより、セルフネイルが主流になってきていますよね。

渡邉 ネイリストって一日に対応できるお客様の数に限りがあるんです。3人、多くても5人くらいです。ということを考えると、1ヶ月に100人できるかできないか、になりますよね。でも、女性の数はもちろん、もっともっと圧倒的に多いです。だから、すべての人が手を大切にしてくださるなら、セルフネイルが主流なのは、とても素敵だと思います。

曽田 なるほど、素晴らしい考えですね。

渡邉 いつもはセルフケアをして、そしてたまに、プロにケアをしてもらう、これが理想的だと思います。歯を毎日磨きつつ、たまに歯科医院でホワイトニングとかしてもらったほうが、歯の美しさや健やかさは継続しますよね。それと同じ感覚です。なので、ネイルのセルフケア人口が増えたらいいなというのは、ずーっと昔から思っていたことなんですよ。

曽田 自分の手にきちんと向かい合うし、大切にしますよね、そのほうが。

渡邉 世の中の女性の方々が、セルフケアをしつつ、たまにプロに頼るというのは、ネイリストの専門性、そして、ネイリスト自身のモチベーションを高めることにも繋がると思っています。

曽田 話は変わりますが、昨年、ベースカラーを新発売されましたよね。なぜ、ベースカラーからスタートしたんですか?

渡邉 曽田さんと関係性が強いです(笑)!

曽田 え! そうなのですか?

渡邉 長年に渡り、セルフケアセミナーを定期開催させていただいてましたよね。セミナーでは、甘皮を処理することの気持ち良さから、ネイルのセルフケアを覚えていただくんですが、お客様はまずそれに感動してくださるんですよ。でもそのあとに、エッセンスをつけて磨きあげてピカピカに仕上がると、「わあああ! 綺麗!」って1.5倍くらいさらに感動してくださるんです。

曽田 そうでしたねー。お客様の感動っぷりは見ていて嬉しくなりました。

渡邉 ツヤさえあれば指先は美しくみえるし、何より皆さんがとても嬉しそうだったので、これはいいなと思っていた時に、新ミッションとしてマニキュアを作るというものがあったんです。でも、世の中に素晴らしいマニキュアはたくさんあるので、今までは私が作る必要ないと思っていたんです。私はケア命ですから(笑)。

曽田 本当に発色も素晴らしい優秀なマニキュアは多いですもんね。でも、ミッションがなくなることはなかったのですね。

渡邉 そうなんです。作るんだったらと考えた時に、ツヤさえあれば手は綺麗という自分なりの想いをカタチにしたくなって。一度塗りでツヤを出せる、そんなベースコートを作ろうって思ったんです。

曽田 なるほど!

猫が大好きな季穂さん。猫の毛色にマニキュアの色を重ねたりすることを、商品開発はもちろん、クリエイティブのヒントにしているそう。

渡邉 セルフケアセミナーにいらっしゃる方は、自分の爪が傷んでしまっていて悩まれている方も多かったので、爪のための栄養成分など、配合にもすごくこだわったんです。

曽田 画期的でしたよね。ベースコートは透明という概念を取っ払ったというか、アイシャドウのようにレイヤー使いで何パターンも色が楽しめたり、ネイルの塗り方レシピまであって! ネイルのケアだけではなく、購入した方のケアも忘れない徹底ぶりは、脱帽でした。

渡邉 取材などで長年に渡って同じことを言っているんですけれど、手が一番美しく見える色というのは、シアー感のある色なんです。爪の色を取り込んで発色するから。透明感って大事なんですよね。

曽田 ベースコート1本でケアも発色も透明感も叶えるっていうのが、また季穂さんらしいというか、優しさに溢れたマニキュアですよね。マニキュアを一つ作るにしても、縁の下の力持ち的な感覚で今も昔も変わらず、謙虚な上に真摯でいらっしゃる。

渡邉 とんでもないです。ありがとうございます。港のような女でいたいだけです(笑)。

曽田 いつでも帰ってらっしゃい、って(笑)。
   そんな季穂さんが満を持して、今年は赤いマニキュアを出されました。なぜ、赤?

渡邉 マニキュアを1本持つなら赤だと思っているんです。流行に左右されないですし、赤は手を一番美しく魅せる色なんですよ。そして、赤いマニキュアを塗ってすぐに剥げてしまうという人は、指先を使っている証拠というか、赤いマニキュアを美しく保つように意識すると、所作も美しくなるので、赤ってバロメーターにもなるんですよ。

曽田 深いですね。しかも、赤も6色展開されるあたりも素晴らしいですよ。自分の赤が見つけられる感じがしました。今日の赤ネイルは季穂さんとセレクトした色が一緒で! なんだか嬉しい偶然!

8月に発売して以来、人気爆発中なマニキュアの新色「uka red study one(ウカ レッド スタディ ワン)」。心に響き、素敵な力をもたらすという想いを込めて、季穂さんが徹底してこだわった発色は、どれも魅力的。最高の1本も見つけてみてはいかが? ukaのネイルはこちら

渡邉 5/1(イチブンノゴ)ですよね。この色は、エレガントでシックなので、今日の曽田さんのファッションにはもちろん、ポイントトゥやオパールトゥの長めの爪にも似合う色なんです。

曽田 爪の形と色のリンクを考えると、6色以上の楽しみ方がありますよね。もちろん、重ね塗りすることで色のニュアンスも変わるから……。無限に楽しめますね(笑)!

渡邉 指ごとに赤の色を変えたり、ドットを描いたり、爪の上下で色をハーフ&ハーフにしたり。同じ赤でも、季節や気分で色を選んだりもできますしね。年齢を問わず、なりたい自分に合わせて爪の形を選び、色を選び、楽しさが溢れるマニキュアです。私はカジュアルなファッションが多いので、曽田さんと同じ色なのですが、短めの爪に塗っています。

曽田 それだけでも雰囲気が違って見えるから不思議ですよね。同じ色でも。

渡邉 赤を好むお客様って、洗練された方が多いのも特長なんです。この6色から必ず自分に似合う色、愛せる色が見つかるはずです。

曽田 他の赤も試してみたくなりますね。今後のご予定は?? 新色は?

渡邉 お陰様で、来年でukaは10周年なんです。マニキュアの新色の発売も予定しています。まだ詳細は内緒ですけれど(笑)。そして、新色以外にも、色々と楽しい企画を考えていますので、ご期待ください。

曽田 季穂さんご自身と同じで、ukaの進化も止まらないですね。私たちにまた色々な「本物」をこれからも教えていただけたら嬉しいです。

渡邉 そうですね、頑張ります。ありがとうございました。

曽田 ありがとうございました。

今年7月にリニューアルオープンしたukaのコンセプトストア「uka store omotesando(ウカ ストア 表参道)」。商品の香りや、テクスチャー、使い心地をゆっくりと試せるショッピングスペースにはシンクが設置してあったり、セルフケアセミナーなどのワークショップも充実。かゆいところに手が届く、季穂さんこだわりのホスピタリティに溢れた空間です。
uka store omotesando(ウカ ストア 表参道)東京都渋谷区神宮前4-21-10 URA表参道1F
今回のゲスト
  • 渡邉季穂/ワタナベ キホ

    uka代表/トップネイリスト
    雑誌や広告などさまざまな分野での創作はもちろん、サロンワークをメインに、後進育成のためのセミナー講師としても活躍中。“素材を美しく魅せるケア”に重きをおいた独自のネイル技術の普及に努めている。ネイリストとしてだけではなく、サロン経営や製品開発にも携わり、多忙な日々を送っている。
ブランド紹介
  • uka ウカ

ウカ(uka)は、1946年創業の理髪店からスタートし、その後ユニセックスサロン「EXCeL」に。1997年にネイリストの渡邉季穂氏とともに新設したネイル部門を基盤に、その後2009年にウカ(uka)にリブランディング。ヘア・ネイル・ヘッドセラピー・エステティック・ブライダルを提供してきたトータルビューティーサロン。名前の由来は、さなぎが蝶になる「羽化」のこと。人間でいうと大人になるという意味を持ち、女性も男性も一人の大人としてより美しく輝くために、蝶が花から花へと受粉の手伝いをするように、世の中に広めていきたいという願いが込められている。

ナビゲーター
  • 曽田 啓子/ソダ ケイコ

    ビューティービジネスプロデューサーとしてビューティー関連のプロデュースやコンサルティングを中心に活動。ブランドコスメからオーガニックコスメ、ビューティーツールまで、ビューティー関連の幅広いモノ・コトに精通。グローバルな視点で海外コスメにも詳しく、商品開発・プロモーションプロデュースや顧客政策をベースにした商品開発や販売手法、販売什器、店舗レイアウト、内装などのアドバイスに定評。ビューティークリエイター集団Three PEACE所属。

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