ストデパでキレイをチャージBEAUTY COLUMN

11月のテーマ「冬の潤いパーツケア」
ナビゲーター:安倍佐和子

多方面で活躍する美を極めたエキスパートが、その幅広い知識とユニークな観点でお届けする月1回のビューティーコラム。 今月は、業界随一の知識人、人気ビューティーエディターの安倍佐和子さんによる“パーツケア”。

細部まで磨かれた女性は、まぶしいほど
輝いているから。
今こそ、自分を慈しむ習慣を。

遠目からでも目を惹くような美しい女性が、もし、指先がささくれていたり、首やデコルテがカサついていたりすると、それだけでイメージダウン。がっかりさせられた、そんな経験ありませんか? ハイブランドのファッションに身を包んだ女性の靴が薄汚れていたり、ほころびが目についたときの、とても残念な気持ちに、どこか似ているような気がします。きっと、その人の生活感がうっすらと透けて見えてしまうからなのでしょう。

むしろ、たとえ、シンプルな装いやナチュラルなメイクアップでも、磨かれた指先や艶やかな唇、潤いに満ちたデコルテなど、細部にまできちんと手をかけているのが一目でわかる女性こそ、深く脳裏に刻まれるもの。人は本能的に、みずみずしさや清潔感といった、清らかなものを求めているからです。とくに多忙を極める今の時代は、自分を磨く手間暇をかけることこそ、なによりも贅沢な時間。豊かなライフスタイルの現れでもあるからです。

乾燥が激しくなるこれからの季節は、肌はもちろん、指先や唇、デコルテ、笑いジワにファンデがたまらないよう、ぜひともパーツケアのテコ入れを。目につきにくい細部のお手入れは自分を慈しむ大切なひととき。手をかければかけるほど、ゆったりと満ち足りた気持ちで過ごすことができるはずですから。

  • まずは、人の視線を集めやすいハンド&ネイルケアを。クリームやバームなど、保湿力の高いアイテムで爪先から手首までしっかりケア。とくに硬くなりやすい指の節は、クリームやバームでくるくる円を描くようにマッサージ塗りを。乾きやすい手の甲は、塗ったあとにラップで湿潤環境をつくり、浸透を促すのもおすすめです。

  • 首からデコルテにかけても、人の視線が集まりやすいところ。専用アイテムを多めになじませ、耳下腺からデコルテにかけてリンパを流すようにマッサージ塗りするとしっとり&すっきり整います。

  • 皮脂腺がなく、ほぼ粘膜の唇はくすみやすい上に乾燥による縦ジワが目立ちやすいパーツ。常にオイルやバームでケアするのはもちろん、皮むけやくすみが気になるときは、唇専用のスクラブで優しくゴマージュするのもおすすめです。

  • そして、目尻のシワやむくみ、くぼみ、クマなど、多くの女性が関心を寄せる目元。アイケアクリームやエッセンスで目元全体をぐるりと囲むようになじませたら、目尻の小ジワが気になる人は小ジワをおし広げるようにして垂直にアイロン塗りを。クマが気になる人はケアの後にツボ押しして血流を促すのも効果的です。

いずれも、肌のコンディションと真摯に向き合う気持ちを大切に。特に目元の皮膚の厚みは、わずか0.6mm程度。毛細血管が集まり、皮脂腺がほぼない上にもっとも表情豊かなパーツゆえ、どうしても悩みが目立ちやすく、早いうちから習慣にしたい最重要ケアパーツ。常に過保護過ぎるくらいのケアが必要だと言えます。アイケアクリームやエッセンスなど、目元専用ケアアイテムをぜひともお手入れの習慣に。むくみが気になる人は、アイケア製品を冷蔵庫で冷やしておくといいでしょう。

細部までていねいに手間をかけ、慈しむことで、心までうるおいと幸福感で満たされれば、今よりもっと、生き生きと輝いていられるはずですから。

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プロフィール
  • 安倍佐和子/アベ サワコ

    ビューティーエディター/美容ジャーナリスト
    化粧品会社、出版社勤務を経て独立。現在は女性誌、広告、講演等で幅広く活躍。認定ホメオパス、フィトテラピーアドバイザーの資格を有し、メイクアップからスキンケアサイエンス、ホリスティック系まで得意分野は幅広い。著書に『人と比べない美人力の磨き方』(講談社)がある。 instagram:abesawakobeauty  Twitter:@abesawako

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  • Photos : Atsushi Fuseya(magNese)
  • Illustrations : Aya Hizume

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